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GAGANI式株式投資 配当期日前には買わない |
株式会社が株主に行う利益の分配、あるいは分配された利益を配当といいます。株式会社は株を投資家に購入してもらい資金を調達し、それを元に事業を行い、利益を生み出し、その利益の一部を株主に配当として分配します。
企業によっては預金利息よりもはるかに高い利率で配当を出す企業がかなり存在します。
そういった企業の株価は配当期日が迫ってくると株価がUPする傾向があります。
最近では雑誌等に配当期日が迫った配当利回りのよい銘柄などが紹介されています。そのような雑誌には配当期日1ヶ月前程度のものの情報が多く、すでに値上がりしている株がほとんどです。雑誌の情報につられて株を買ったら高値で掴まされたという悲しい結果になってしまいます。
そこで、配当利回りが良く、業績の安定していて、取引高の少ない銘柄をあらかじめ探しておきましょう。取引高の少ない銘柄は取引が多くなればすぐに株価が上がり易い傾向にあります。そういった銘柄を配当期日2ヶ月前には買っておきましょう。
買った銘柄の売るタイミングですが、配当期日ギリギリまで待たずに、予想配当額の3倍以上買った価格より値上がりした時点で売ってしまうのが無難です。もしも値上がりしない場合には配当期日まで待って配当を受け取ってもよいでしょう。
ただし、安定した業績の良い銘柄を選ばないと配当予想があったにもかかわらず配当無しとなって株価が大幅に下落したりする場合があるので注意が必要です。
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