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ハリケーン 2005年8月末 アメリカ史上最悪の天災ハリケーン「カトリーナ」 |
●株価UP↑
ハリケーンにおいて株価が上がるものとしては復興関連銘柄が挙げられる。
建機関連の株価は上がる。特に被害の起きた場所が海外の場合はその国での取り扱いの比率の高い銘柄が復興需要の思惑から買われて値上がりする。
この時には販売の90%が海外市場で、北米は全体の40%程度を占める竹内製作所(6432)の値上がりが見られた。またコマツ(6301)日立建機(6305)なども値上がりしている。
また、アメリカで中型発電機増産と報じられたデンヨー(6517)はストップ高になる場面もあった。
●株価DOWN↓
ハリケーンの被害によって影響を受けるものとしては、保険会社である。
災害が大きければ大きいほど保険金の支払額が増大し、保険会社の業績を圧迫する。ゆえに関連する保険会社の株価は下がる。
●その他の影響
石油生産施設が集まるメキシコ湾での災害とあって、原油の供給不安から原油相場が急騰したためエネルギー会社と災害復旧関連銘柄の株価は上昇し、小売、航空関連銘柄の多くは、下落する傾向があった。
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