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ノーベル賞 2002年10月 田中耕一さんノーベル化学賞受賞
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2002年10月に田中耕一さんがノーベル化学賞の受賞が発表された。「生体高分子の同定および構造分析手法の開発」という受賞理由で、生体高分子の質量分析法のための「脱離イオン化法」の開発を評価された。
田中さんは島津製作所に勤務するサラリーマンのノーベル賞受賞としてマスコミにもとりあげられ、その温厚で謙虚な人柄から人々に好意的に受け止められ人気となった。
●株価UP↑
田中耕一さんの受賞は研究者が賞を受けることが島津製作所のイメージ向上に寄与し、島津製作所(7701)の株価は、連日値上がりし、10日後には受賞発表以前の2倍近くに値上がりした。
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ノーベル賞 2002年10月 小柴昌俊氏ノーベル物理学賞受賞
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2002年10月に小柴昌俊氏がノーベル物理学賞の受賞が発表された。「天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献」が評価されノーベル物理学賞を受賞した。また、ニュートリノ天文学という新しい学問分野を開拓した。
●株価変わらず→
ニュートリノを観測した「カミオカンデ」で利用されている光電増倍管の開発は浜松ホトニクス(6965)という会社が行っているのだが受賞の際には多少値上がりしたが、インパクトがあるところまではあがらなかった。ただし、技術力という面では潜在的なものを感じさせる企業である。ちなみに「カミオカンデ」の後継の「スーパーカミオカンデ」でも浜松ホトニクスがセンサーを受注している。
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