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健康・病気 2002年11月 SARS(サーズ:重症急性呼吸器症候群)発生
2003年4月〜5月患者急増 |
2002年11月に中国広東省で発生した重症急性呼吸器症候群(Severe Acute
Respiratory Syndrome=SARS)は38度以上の急な発熱、せきや息切れなどの呼吸困難を起こす肺炎で、重くなると死に至る。世界保健機関(WHO)はSARSの原因について風邪などを起こす「コロナウイルス」の新種によるものと断定、「SARSウイルス」と命名した。
●株価UP↑
N95マスクなどの高機能マスクがSARSの予防に有効であるということから日本バイリーン(3514)、ユニチャーム(8113)感染症治療薬のスズケン(9987)臨床検査薬大手の富士レビオ(4544)ヤクルトがよいという噂などからヤクルト(2267)などが値上がりした。
●株価DOWN↓
中国などへの旅行減少の影響懸念から全日空(9202)、グローバルな企業戦略のイメージからか資生堂(4911)、上海市の工場の着工を延期したトヨタ(7203)にも影響し値下がりした。
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