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システム障害 2005年12月 みずほ証券ジェイコム株発注ミス |
2005年12月8日に東証マザーズに上場したジェイコム(2462)に関して、みずほ証券が1株61万円で売り注文をだすべきところを、61万株を1円で売り注文を実施したため株価が一時ストップ安(572,200円)にまで下がる展開を見せた。その後ストップ高(772,200円)に回復して引けている。その後の調査で東証のシステムでみすほ証券が発注後1分25秒後に取り消し操作を行い、その後も2回取り消し操作を行ったにもかかわらず取り消しができないシステムの不具合が発見された。
●株価UP↑
上場当初から影響を受けた形のジェイコム(2462)は障害後4営業日ぶりに取引を再開され、再開当日午前中は値が付かず、ストップ高となる展開となった。
●株価DOWN↓
日経平均株価はこのニュースが報じられると300円以上値下がりした。翌日には日経平均株価は元に戻した。
システムの開発とメンテナンスを担当している富士通(6702)が相次ぐシステム障害と今回の損失分のいくらかを負担しなければならないかもしれないという憶測から売られその週だけで一時50円安まで下がる場面が見られた。
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システム障害 2005年11月 東京証券取引所でシステム障害発生 |
2005年11月1日に東京証券取引所でシステム障害が発生し、午前中の取引が全面停止する異常事態が発生した。システムを共用している札幌、福岡の証券取引所も影響を受け取引停止となった。
システム障害の原因は、プログラムの入れ替えに伴うデータの移動などをした際に手順書にミスがありシステムが読み込むべきデータがプログラムが差している位置に存在しなかったことにあった。
東証のシステムはハード、ソフトともに富士通製であった。
●株価UP↑
システム障害後には株価が上がるというジンクス通り、午後の取引再開から、日経平均株価は急上昇をし、今年の最高値を更新した。
●株価DOWN↓
システムの開発とメンテナンスを担当している富士通(6702)は当日(11月1日)は13円安で引け、翌日(11月2日)には一時さらに25円安まで値下がりしている。祝日を挟んで翌営業日(11月4日)には34円高となり戻した。
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